赤城山・蝶が岳~常念岳~大天井岳~燕岳

思えばいつもどの山に行ったか、という外側が気になって、内側に眼が向けられない。自分が向上するか、自分が満足するか。山行はその練習だ。

地元のお父さんが案内をしながら登ってくれた。倒木も片付けてた。子どもにも声をかけてた。マイカーが軽トラなのも粋でした。

お父さんのお勧めの山は浅間山の陰 湯の岳?二の岳?小諸から行くんだって

 

蝶が岳は上高地から。樹林帯の長い道、虫がたくさん、猿もいて辛かったけど、蝶まで登った眺めのすばらしさ!

蝶から常念に向かう途中、ヒゲ・長髪のおじさんが何気に心配してくれたみたいだ。

柏の団体さん、デンマークのご家族と一緒になる。同室になったお姉さんに励まされて十三を決意。

 

いつも消費者で、そこそこの力で生きているけど、山で必死になる経験、計画どおりにいかない経験が好きなんだ。

 

もちろん山でこそ「冷静」が必要なんだけど、私はまだその境地じゃない。もし修行したら、これからもっと山が好きになるか?あるいはその逆か?

 

風がおだやかになった。天空の路とはこのこと?しかも誰もいない。きれいできれいで。すごい。

 

大天井頂上で会ったお兄さんさわやか。白砂の道、気持ちよくて仕方ない!女王様(燕岳)美しい!樹林もいいけど花もあって楽しい。草なのか花なのかいい香り

燕近くなったら小鑓が見えたけど、写真撮る前に雲がかぶってしまった

 

雲が流れてく!緑濃い山に雪渓、こんな時間は二度とない。素晴らしい。ありきたりだけどほんとに素晴らしい。雲のかかった山も、かかっていない時を知っているとより素晴らしい。ゆっくり踏みしめて行こう。

 

人生に無駄はひとつもない。とのと出会ったことがここにつながっている。とのが連れてきてくれたんだな。とのごめんねありがとう。

 

山頂ひとりじめ。風も少なくおだやか。目の前に槍。昼寝したくなるなあ。

燕山荘のご主人の話。山では誰もが、すべてが前向き。

北燕岳へ向かう途中のコマクサの大群落!すごーーーーい!お姉さんありがとう。