映画「ライオン」を見る

イントロは上空から見た乾いた大地。

オーストラリアから帰ってくる子の話だから隔たりを示しエイルのかしら

 

貨車から盗んだ石炭でミルクを買って帰る兄弟

お母さんは「どこで買ったの 正直に」

飲んでと勧められても「いらない」という

それだけでずいぶん多くを語るなあ

 

兄弟が乗る列車は夜汽車だ

昼の汽車じゃない、不安な、先のわからない旅

主人公の男の子は揚げ菓子を買って、と兄に言う

 

買えないから今度ね、というと、明るい性格の少年は「店ごと!」

 

駅に置いていかれるときも「揚げ菓子を買って」と繰り返す

 

その時は「2000個!」と笑う

 

朝起きると涙のあと

 

1600キロ離れたカルカッタまで列車で運ばれてしまう

人はたくさんいるのに誰も彼を助けてくれない

 

いるはずもない母親と兄を呼ぶ

 

水飲み場で子どもを見つけてついていく

地下道にストリートチルドレンのたまり場

最初は入り込めなくて、つかず離れずの距離に座ると

リーダーっぽい男の子が黙って段ボールを勧めてくれる

 

大人にさらわれそうになる、バスにひかれそうになる

 

巨大な橋にたどりつく

巨大な橋をやせて小さな男の子の対比

ドゥルガー?寺院に着く

祈る

朝になる

川で水浴びをする人たち

オレンジ色のマリーゴールドが川に浮かぶ

 

線路を歩いていると

イスラム教徒?やさしい女性が声をかける

バジュランギおじさんのパキスタン記者が

やってくる、けど、名前はラーマだな

 

ゴールドスポットが出てくる

子どもの眼が輝く

 

でも2回目は飲まない

女は怪しげな化粧をしてる

不安が高まっていることを同じ飲み物で示す

 

お母さんが子どもに「いい子ね」と言うとき

「Accha Baccha」というんだな

 

2か月たって

汚れて髪ものびて、ゴミを拾う子ども

親切な学生が警察に連れて行く

孤児の収容施設?へ

 

精神的におかしくなった子どもが夜中に連れ出される

ほかの子たちは何もできない

女の子が歌う

ほかの男の子は祈るように手を組む

月を探すお星さまの歌、ほかの子どもも唱和する

 

オーストラリアに養子に出る話が出る

親切そうな里親団体の女性

カルカッタに新聞広告を出したけれど反応はなかった

 

写真を受け取って振り返る

「本当に母ちゃんを探した?」

 

テーブルマナーを習う

お茶目でかわいらしい主人公の少年

 

飛行機に乗る

きれいに整えられた髪とこざっぱりしたTシャツ

フライトは昼間だ 希望を表すのかな

たどり着いた場所はタスマニア

窓の外の自然も美しい

広く整えられた家

食べ物飲み物のたくさんつまった冷蔵庫

彼が来てうれしそうなオーストラリア人の夫婦

 

お風呂に入れてもらう

新しいお母さんは

「つらいめにあったのね

いつか全部話して」と

 

「いつか」だ。

やさしい

 

クリケットごっこ

彼はオーストラリア人の女性をマムと呼んでいる

 

もうひとり子どもが来た

自傷する子ども

 

泣くマムの涙をぬぐい

寄り添って

ハグするやさしい子ども

 

あなたを迎えた瞬間から

あなたは大きな幸せを私たちに与えてくれた

忙しくなったけど

誇りを与えてくれた

今後のあなたが楽しみだわ

 

チャーミングなサル―

彼にひかれるクラスメイトの女の子

授業終わり、歩道のあちらとこちらで

街灯に隠れたり

真似してくるっとターンしたり

 

留学生といっしょに食事

インド料理だけど彼は手を使って食べられない

 

揚げ菓子を見て記憶がよみがえる

一口食べてみる(ゆっくり思い出す)

自分はカルカッタ出身じゃない

 

Google Earthで給水塔のある駅を探したらと提案される

 

恋人と歩く帰り道

Google Earthの話が出る

お母さんとマンゴーを食べる夢を見る

↑あきらめきれないことを表現する

 

眠る恋人の横でGoogle Earthを検索する

 

私は幸せよ= I've been blessed

 

兄は大人になっても自傷する

母親を傷つける兄を許せない

 

本当の母親と兄が自分を呼んでいると思うと

落ち着いていられない

 

壁にインドの地図を貼り出す

インドの兄の幻影が見える

呼ぶ声がきこえる

母が自分を探す姿が見える

客の食べ残しを食べる兄の姿が見える

 

オーストラリアの母は

オーストラリアの兄が消えて心労で倒れてしまう

 

髪はざんばらになる

 

優秀な恋人は行ってしまう

 

オーストラリアの兄は薬物中毒だった

僕らは過去を背負ってもらわれた

 

オーストラリアの母の父親はアルコール依存だった

未明に恋人の部屋の窓をたたく

「一刻も早く伝えたい」

「無防備なままでも伝え合える」ことの表現

 

グドゥはもういない

神の所へ行った

 

 

西洋的な表情のサルーと

存在が循環の中に溶けた表情の村人たち

 

兄はもういないけど

母と妹は生きてた

 

兄の幻影がこちらを見てほほ笑む

こっちへ来いと誘う

お兄さんもかわいそうだったな

弟を愛して弟を守ろうと一生懸命だったに違いない

 

兄は弟が列車で連れ去られた日に轢死したと

 

最後に線路の上を手をつないで歩く兄

愛を表現する