両神山

西武秩父の駅からのバスは4人

白井差から登る女性も。ブログやっているみたい

藤が咲いている。小鹿野は思ったより都会。

清滝小屋は立派な小屋だった

小屋番さん慕われていた方だったみたい、お会いしたかった

ニリンソウがすがすがしい

両神山荘のわんこりりしい

 

登りが楽しいことに開眼

ゆっくりでさえよければハイになれる。

棒の折

暗い湿った緑の道でひとり盛り上がる。

自分のペースで歩けるのがうれしくて楽しくて、

急勾配なのに笑いが止まらない。

なんて勝手な人間なんだろうと自分に突っ込みを入れたくなるけれど、

逆にこういう時間があるから日常が送れるのかもしれない。

目指す場所が一緒であれば、ペースは違ってもいい。

 

いつも一緒にいられなくても、同じ世界にあこがれて、

それぞれの時間を使って、そこに向かって歩けているなら

それでもいいのかな、と思う。

 

山は自分であっていいのだと教えてくれる場所。

 

暗い湿ったところが好きでもイイのだ。

涸沢

母とコパンブランのツアーで。

ガイドのH中さん含め4人の贅沢。

横尾山荘と涸沢小屋に宿泊。

横尾山荘は清潔、お風呂つきだけど

皆話をせずに、談話室でも同じ方を向いてテレビを見てた

 

山小屋も便利になると、人の行動も下界と同じになるみたい

 

涸沢ヒュッテのテラスでは皆楽しそうにビールとおでん^^

ガイドさんのお勧めは宮之浦岳高天原温泉。

涸沢

母とコパンブランのツアーで。

ガイドのH中さん含め4人の贅沢。

横尾山荘と涸沢小屋に宿泊。

横尾山荘は清潔、お風呂つきだけど

皆話をせずに、談話室でも同じ方を向いてテレビを見てた

 

山小屋も便利になると、人の行動も下界と同じになるみたい

 

涸沢ヒュッテのテラスでは皆楽しそうにビールとおでん^^

ガイドさんのお勧めは宮之浦岳高天原温泉。

中高年ASDの方 

いま55なのですが、

50の時中間管理職になり、うまくいかなくなって8か月休職

しました。

 

理解のある職場で、緩めの仕事をいただいて復帰し、

さすがに4年たち、苦しい仕事も分かち合わなければと

皆と同じ条件の仕事に配置されて8か月、

 

またダメになりつつあります。

職場で泣けてきて休み始めて1週間、

今後どうするのか。

 

いま小堀鷗一郎さんの本を読みつつ、

100分de名著のマルクスをオンデマンドで見ています。

 

15年来の恋人とは一緒にいることができず年に1度会えば

いいほう(恋人とは言えないですね)

 

身動きが取れずにいます

 

あ、でも今日はカレー作りました

 

とうもろこしが好きな私のために母が冷凍しておいてくれた

ものをたくさん入れました

 

おいしかったです

 

そんな中高年、いまさらASDかも、という人はいらっしゃいますか?

 

映画「ライオン」を見る

イントロは上空から見た乾いた大地。

オーストラリアから帰ってくる子の話だから隔たりを示しエイルのかしら

 

貨車から盗んだ石炭でミルクを買って帰る兄弟

お母さんは「どこで買ったの 正直に」

飲んでと勧められても「いらない」という

それだけでずいぶん多くを語るなあ

 

兄弟が乗る列車は夜汽車だ

昼の汽車じゃない、不安な、先のわからない旅

主人公の男の子は揚げ菓子を買って、と兄に言う

 

買えないから今度ね、というと、明るい性格の少年は「店ごと!」

 

駅に置いていかれるときも「揚げ菓子を買って」と繰り返す

 

その時は「2000個!」と笑う

 

朝起きると涙のあと

 

1600キロ離れたカルカッタまで列車で運ばれてしまう

人はたくさんいるのに誰も彼を助けてくれない

 

いるはずもない母親と兄を呼ぶ

 

水飲み場で子どもを見つけてついていく

地下道にストリートチルドレンのたまり場

最初は入り込めなくて、つかず離れずの距離に座ると

リーダーっぽい男の子が黙って段ボールを勧めてくれる

 

大人にさらわれそうになる、バスにひかれそうになる

 

巨大な橋にたどりつく

巨大な橋をやせて小さな男の子の対比

ドゥルガー?寺院に着く

祈る

朝になる

川で水浴びをする人たち

オレンジ色のマリーゴールドが川に浮かぶ

 

線路を歩いていると

イスラム教徒?やさしい女性が声をかける

バジュランギおじさんのパキスタン記者が

やってくる、けど、名前はラーマだな

 

ゴールドスポットが出てくる

子どもの眼が輝く

 

でも2回目は飲まない

女は怪しげな化粧をしてる

不安が高まっていることを同じ飲み物で示す

 

お母さんが子どもに「いい子ね」と言うとき

「Accha Baccha」というんだな

 

2か月たって

汚れて髪ものびて、ゴミを拾う子ども

親切な学生が警察に連れて行く

孤児の収容施設?へ

 

精神的におかしくなった子どもが夜中に連れ出される

ほかの子たちは何もできない

女の子が歌う

ほかの男の子は祈るように手を組む

月を探すお星さまの歌、ほかの子どもも唱和する

 

オーストラリアに養子に出る話が出る

親切そうな里親団体の女性

カルカッタに新聞広告を出したけれど反応はなかった

 

写真を受け取って振り返る

「本当に母ちゃんを探した?」

 

テーブルマナーを習う

お茶目でかわいらしい主人公の少年

 

飛行機に乗る

きれいに整えられた髪とこざっぱりしたTシャツ

フライトは昼間だ 希望を表すのかな

たどり着いた場所はタスマニア

窓の外の自然も美しい

広く整えられた家

食べ物飲み物のたくさんつまった冷蔵庫

彼が来てうれしそうなオーストラリア人の夫婦

 

お風呂に入れてもらう

新しいお母さんは

「つらいめにあったのね

いつか全部話して」と

 

「いつか」だ。

やさしい

 

クリケットごっこ

彼はオーストラリア人の女性をマムと呼んでいる

 

もうひとり子どもが来た

自傷する子ども

 

泣くマムの涙をぬぐい

寄り添って

ハグするやさしい子ども

 

あなたを迎えた瞬間から

あなたは大きな幸せを私たちに与えてくれた

忙しくなったけど

誇りを与えてくれた

今後のあなたが楽しみだわ

 

チャーミングなサル―

彼にひかれるクラスメイトの女の子

授業終わり、歩道のあちらとこちらで

街灯に隠れたり

真似してくるっとターンしたり

 

留学生といっしょに食事

インド料理だけど彼は手を使って食べられない

 

揚げ菓子を見て記憶がよみがえる

一口食べてみる(ゆっくり思い出す)

自分はカルカッタ出身じゃない

 

Google Earthで給水塔のある駅を探したらと提案される

 

恋人と歩く帰り道

Google Earthの話が出る

お母さんとマンゴーを食べる夢を見る

↑あきらめきれないことを表現する

 

眠る恋人の横でGoogle Earthを検索する

 

私は幸せよ= I've been blessed

 

兄は大人になっても自傷する

母親を傷つける兄を許せない

 

本当の母親と兄が自分を呼んでいると思うと

落ち着いていられない

 

壁にインドの地図を貼り出す

インドの兄の幻影が見える

呼ぶ声がきこえる

母が自分を探す姿が見える

客の食べ残しを食べる兄の姿が見える

 

オーストラリアの母は

オーストラリアの兄が消えて心労で倒れてしまう

 

髪はざんばらになる

 

優秀な恋人は行ってしまう

 

オーストラリアの兄は薬物中毒だった

僕らは過去を背負ってもらわれた

 

オーストラリアの母の父親はアルコール依存だった

未明に恋人の部屋の窓をたたく

「一刻も早く伝えたい」

「無防備なままでも伝え合える」ことの表現

 

グドゥはもういない

神の所へ行った

 

 

西洋的な表情のサルーと

存在が循環の中に溶けた表情の村人たち

 

兄はもういないけど

母と妹は生きてた

 

兄の幻影がこちらを見てほほ笑む

こっちへ来いと誘う

お兄さんもかわいそうだったな

弟を愛して弟を守ろうと一生懸命だったに違いない

 

兄は弟が列車で連れ去られた日に轢死したと

 

最後に線路の上を手をつないで歩く兄

愛を表現する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「あん」をみる

永瀬正敏、二重あごになってる。

スタイリッシュなイメージからどら焼きやのおじさんに。

窓から見える桜、散りかけも切ない。

雨が降って、葉がでた桜。

桜の葉越しの木漏れ日をふたりで見上げる

 

畑からきてくれた豆をおもてなしする希林さん

木の鍋蓋にほおを寄せて豆の声をきく

 

できあがったどら焼き食べる

さくっ

と音がする

 

永瀬正敏はできあがったどら焼きを先に希林さんに

渡すんだけど、希林さんは永瀬正敏が食べるまで

待ってから一口食べる

 

ほんとは甘いものが好きじゃなくて、どら焼き一つ

全部食べることはない、という永瀬正敏

ぱくぱく、と あっというまに一つたいらげる

 

いまやりながら思ったけど

2次創作すごいなあ、と3か月2次創作漬けで

みんななんてすごいんだろう、と思ったけど

 

こうやって映画を見ながらそれを文字に起こしていくの

いいんだな

 

やさしいけど少しぽっちゃりして地味なみつあみの女の子

大事にしている小鳥を邪険にする母親に何も言えない

細身でおしゃれだけど小鳥の命を「何とかしろ」ということに抵抗のない母親

 

希林さんが「らい」だと告げにくる浅田美代子

顎をしゃくって上から見てくる

外は暗い

浅田美代子の背景は真っ暗

目が半円

タレ目の浅田美代子がずいぶん邪悪に見える

消毒液を手にすりつけながら

自分に責任がないように言ってくる

 

※この「自分に責任が来ないような」ものの言い方、細かく学びたいな

 

未明、薄暗い店内であんを炊こうとする希林さん

暗いのがきらいでブラインドをあけたらお客が来てしまった

 

小さな店だけど、窓から桜や鳥を見上げることができる

 

なぜだかお客さんが来ない日、黙って招き猫を置く希林さん

春に始まったこの映画、「冷えてきた」と、希林さんも鼻を紙でふいてる

このへんで、と永瀬正敏

希林さんはかっぽうぎをかばんにしまって、少し微笑みながらおじぎして出ていく

 

樹の上の鳥?に向かって手を振る

 

欠けた月に雲がかかる

 

永瀬正敏がひとりであんを炊く

 

希林さんが編んだ毛糸のクッションを

ベンチに置く

 

小豆のことばに耳を傾ける

小豆がどんな雨や風にあってきたのか

この世にあるものはすべて言葉をもっている

日差しや風に対してさえ耳を澄ますことができる

昨夜柊越しにやってきた風が店長さんに声をかけた方がいいと言っているようだった

 

こちらに非がなくても

知恵が必要

自分の道を歩め

あなたらしいどら焼きが作れる

あなたにはきっとそれができる

 

高校生の女の子が

飼えなくなったカナリアをなんとか飼ってもらおうと

希林さんの住んでいる場所を訪ねる

弱いものが、守らなければならないものが

人を結びつけてくれる

あなたにはきっとそれができる

 

店長さん、お世話になりました

楽しかったです

 

店長さん、あたしは大丈夫よ

 

店長さん、おいしい時は、笑うんだよ

たのしかった、わよう

 

オーナーがお好み焼きもやれとチャラい甥を連れてやってくる

 

チャラい? …帽子かぶって巻き毛でひょろっとして黒いコートでガムかみながら

 

土砂降りの雨がふる

電車が走る

 

やりきれなくて園の前でうなだれて座る永瀬正敏に、女子高生が会いに来る

 

行こう、って中に入ると

 

市原悦子が 腫れたまぶたで

ゆっくり立ち上がる

 

テープレコーダーの遺言

 

園の森の緑

ざわざわと風に揺れる木立

 

永瀬正敏の悲しい眼

垣根の外に出られないと覚悟したときのあたしの眼

 

もしあの時のあたしの子どもがいたら

永瀬正敏ぐらいになっていた

 

あたしたちは生きるために生まれてきた

だとすれば

あたしたちは、あたしたちには

何かになれなくても、生きる意味があるのよ

 

さいごはまた、満開のソメイヨシノ