新穂高から槍ヶ岳

わさび平小屋、鏡平小屋を経て双六小屋へ。

双六小屋が見えてきたとき、眺めの良さに感動。

三俣蓮華岳を眺めつつ、仲良さそうな中年カップルさんと

生ビールを飲んだ。

あの先へ、また行きたい。

 

槍にはスムーズに到着。無事登頂。

 

帰りの槍平小屋が忘れられないな。

着いてすぐせかせか案内されるのでなくて、

へとへとしながら座って、靴脱いで、更衣室で身体ふいて、

荷物整理して、ようやく部屋に。土間のスペース。

靴脱ぎかけてぼんやりしてたらスリッパ持ってきてくれた。

「サービス」じゃなくて、人間らしい親切。

蝶の名前(ベニヒカゲ、クモマツマキチョウ)を教えてくれたお兄さん。

槍からおりてきた人、南岳からおりてきた人、

 

 

2人部屋になって、なぜか恋バナしてしまった単独のお姉さん。

元気でいるだろうか。マイナーな山小屋の出会いは代えがたい。

 

双六小屋と槍ヶ岳山荘は人いっぱいのテーマパークみたいだった。

都会の殺伐さ、距離の取り方。それが寂しいから山に来るのに、

同じことになるから余計寂しい。

山で会う人

今回の旅で、「自分が『嫌われがち』」なことについて、

白か黒かで考えなくていいということが感じられた。

言葉で言われてもわからない、現場の状況とセットじゃなきゃわからないのだ。

抑うつ気質が白か黒かにしたがると本やサイトで何百回読んだところで

変われないのだ。

今回N先生を囲む人の輪のよい雰囲気の中で、最初すごく固い雰囲気だった

100名山制覇の人が明るくほぐれて軽口もたたくようになり、大学生の子に

装備のこととか教えるようになるプロセスを見ながら。

私は彼女が私と同じ上下のウェアを来ているのを見て「おんなじー」と

寄って行ったら無反応だった。

いつものわたしならずーっとそれを引きずって後悔するけど、今回はなんだか

再度トライして「鳴かぬなら、鳴かせて見せよう」彼女に私への親しみを

示させてやる、示すまでアプローチしてやる、みたいな気持ちになったのだ。

 

私はすぐおちゃらけて無理に相手に踏み込もうとしたけど、そんなこと

しなくていいんだ、自然に静かに、でも相手に関心を向けてタイミングを

待てばいい。結果はついてきてもそうでなくてもいいんだ、と思える

瞬間があった。これは私には大きかった。N先生を囲む雰囲気がそれをさせて

くれたのだ。

 

 

山でアベックの声・早池峰神楽の生活・百閒洞

山でアベックの声がすると「うらやましい」と思う

マテヨ、六門から入ってくる情報に価値づけはない

腑分けすると、多分最初は「楽しそうな声」ぐらいだ。

そこでやめておけばいいのに、うらやましいとかウルサイに

なるのは、私の中にできあがっている「反応系」が高速で

くっついてしまうんだな。

 

昨日自分が「被害者モード」に入っていると気づいたけど、

ネガティブな情報も同じ、高速で回っている被害者回路に

巻き込まれてしまうんだな

善心処回路をつくって自動的にそこはいくようにすればいい

被害者モードに入っていると「ゴミを拾うと傷つく」

善心処ならOKだし気分もいい

 

早池峰で好々爺のようだった佐々木タカシさん、生活すべてが

神楽なんだと。確かに生活が善心処モードでなかったら

神様なんかおりてこない

私は早池峰生まれの男ではないけれど、底流でつながりたい。

 

百間洞で働いているお兄さんと会話。北アで小屋番、南アに

うつって6年、小屋番歴20年。登山道整備その他、山小屋の

ありがたさを力説したら喜んでもらえた。若者にその価値が

なかなかわかってもらえない、と。

世代が変わるといろんなことが薄まっていく。それは仕方ないけど、

こういう出会いがあるから南アは好きだ。

 

 

北岳

腰の曲がった、白髪をみつあみにした女性。

皆が内心心配してた。でもサプリ飲んで、笑顔。準備。自分にできることを最大限やる。

 

福ちゃんと行った時は置いてきぼり気味だった。悪かったかなあ。

オコジョに会った。

 

白根御池でテント泊も楽しかった。肩の小屋はなかなか狭かった。

私は間の岳が好きだな。北岳も富士山も落ち着いてよく見える。

農鳥小屋ももうすぐ。

 

 

赤城山・蝶が岳~常念岳~大天井岳~燕岳

思えばいつもどの山に行ったか、という外側が気になって、内側に眼が向けられない。自分が向上するか、自分が満足するか。山行はその練習だ。

地元のお父さんが案内をしながら登ってくれた。倒木も片付けてた。子どもにも声をかけてた。マイカーが軽トラなのも粋でした。

お父さんのお勧めの山は浅間山の陰 湯の岳?二の岳?小諸から行くんだって

 

蝶が岳は上高地から。樹林帯の長い道、虫がたくさん、猿もいて辛かったけど、蝶まで登った眺めのすばらしさ!

蝶から常念に向かう途中、ヒゲ・長髪のおじさんが何気に心配してくれたみたいだ。

柏の団体さん、デンマークのご家族と一緒になる。同室になったお姉さんに励まされて十三を決意。

 

いつも消費者で、そこそこの力で生きているけど、山で必死になる経験、計画どおりにいかない経験が好きなんだ。

 

もちろん山でこそ「冷静」が必要なんだけど、私はまだその境地じゃない。もし修行したら、これからもっと山が好きになるか?あるいはその逆か?

 

風がおだやかになった。天空の路とはこのこと?しかも誰もいない。きれいできれいで。すごい。

 

大天井頂上で会ったお兄さんさわやか。白砂の道、気持ちよくて仕方ない!女王様(燕岳)美しい!樹林もいいけど花もあって楽しい。草なのか花なのかいい香り

燕近くなったら小鑓が見えたけど、写真撮る前に雲がかぶってしまった

 

雲が流れてく!緑濃い山に雪渓、こんな時間は二度とない。素晴らしい。ありきたりだけどほんとに素晴らしい。雲のかかった山も、かかっていない時を知っているとより素晴らしい。ゆっくり踏みしめて行こう。

 

人生に無駄はひとつもない。とのと出会ったことがここにつながっている。とのが連れてきてくれたんだな。とのごめんねありがとう。

 

山頂ひとりじめ。風も少なくおだやか。目の前に槍。昼寝したくなるなあ。

燕山荘のご主人の話。山では誰もが、すべてが前向き。

北燕岳へ向かう途中のコマクサの大群落!すごーーーーい!お姉さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

2011.7 早池峰山ほか

2011.7.3 早池峰山にツアーで。花が綺麗だった。このころはまだ神楽に行ったことなかった。75歳の健脚女性に関心。ボランティア多数。

2011.7.10 至仏山

2011.7.23-24 谷川岳 メモ見ると、途中で会った人のストックにキャップがついてないとかちっちゃいことにいちいち反応してる自分のメモがおかしい

 

2011. 母と唐松岳

馬場さんともうひとりのガイドさん、仲良さそうで楽しかった

下界は土砂降りだったけど、リフトで上がってきたら晴れ

まだ五竜にも鹿島槍にも登ったことなかった

ツアーで、唐松岳山荘のカフェから見た剣に憧れた

 

2011. 木曽御嶽山

白装束の女性に声をかけたら「母のを着てきたんです」

お母さまとお参りよかったですね

山頂で夕焼けを堪能。最後燃えるように赤くなった

寒かったけど我慢してみていた

いわきからというお兄さんとふたり、

宮司さんが、名古屋の夜景はめったに見れず、写真にも撮れないよ、

8/3でも氷が張る時があるよ、と教えてくれた。

夕焼けは19:30ぐらいまで楽しめた。ラッキーですよ、と肩をポン。

ご利益ありそう。お兄さん最後までありがとう

 

遭難碑で涙。ひとりだから泣いても大丈夫

とのと一緒でもきっと大丈夫。

五ノ池小屋のチャイおいしい。ケーキも焼き目をつけて

ぱりっとさせて生クリームも添えてくれる。

 

下山後は濁河温泉湯元館。ご主人が気さくに話しかけてくれた

五ノ池小屋のお兄さんは人徳があるんですって

 

 

 

 

 

2011.6.平標山

花が麗しい、

静かで山の家の水がすがすがしい、

仙ノ倉山までがんばって行ったらバスに

乗り遅れた。下山が急でつらかった。

帰り、駒子の湯に入ったら、地元のおばあちゃんに

「おめさん」と話しかけられてほっこりした。